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2005年12月30日

馬場徹

Toru Baba

馬場徹(ばばとおる)

1968年 横浜生まれ
1992年 京都大学工学部建築学科卒業
1995年 京都大学大学院工学研究科建築学修士課程修了
      一級建築士事務所 建築少年 共同設立
1998年 京都大学大学院工学研究科建築学博士課程単位取得退学
1999年 建築少年解散
      一級建築士事務所 建築商会 設立

元「建築少年」で、現「建築商会」の馬場徹さん。
建築少年とは京都で1995年5月 植南草一郎、河井敏明、中村潔、馬場徹らにより結成。
学生団体でありながら、アーティスト、ダンサー等との共同作業など、
建築設計にとどまらない幅広い分野での活動を行う。
1999年に解散し、馬場さんはその後建築商会を主宰する。
そして2005年に名古屋の大曽根、国道19号沿いに
あみだくじのような不思議な構造を持つ「M本社ビル」を設計されました。


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Flat:名古屋の印象は?

馬場さん:正直、京都などに比べて名古屋の学生さんは反応が鈍いところがあると思います。万博に関しても情報があまり流れてこないし、外を受け入れない内輪だけという名古屋の気質があると思います。ただ、こういった団体や活動を続けていけば希望としては明るいですね。

Flat:建築少年の時の活動を見ると建築と言うよりもアートや美術などの方面のように思われる   のですが。

馬場さん:生まれが横浜の文化のない新興住宅地だったので、文化に触れたかったという思いがありましたね。京都での建築少年の活動などで、旦那衆の援助に触れたりと言うことを通して社会構造を学び、自分の中に文化のあるものを補っていこうと思ってました。

Flat:学生時代に建築以外で興味のあったことは何ですか?

馬場さん:やっぱり女の子かなぁ(笑)。学部生のころはサークル作って毎月コンパをしてました(笑)。もう少し真面目な話だと、哲学に興味がありました。浅田彰さんという哲学者の方に自主ゼミみたいなものを行ってもらったりもしてました。温泉も大好きで、西日本の建築を回りながら一つずつ温泉をつぶして行ったりしてましたね(笑)。


Flat:影響を受けた建築家は?

馬場さん:谷口吉生さんの完成度には影響を受けていて、いつもああいう態度でクオリティを維持したいと思っています。影響は受けていないけど、ジャン・ヌーベルやアルバ・アールトも好きです。アールトの品の良さなどに惹かれます。他に、空間的に面白いだとか技術的にすごいだとか言ったら、参考になる建築家は沢山いますよ。


Flat:今のFlatや仙台などの学生団体の動きを、馬場さんの世代から見るとどう思われますか。

馬場さん:それはもうやるしかみんなダメになっちゃうよね。東京の学生の連絡の取り方はとっても密だよ。今色んな横のつながりを作っておくことで、後々友達関係で何か仕事が出来たりだとかするきっかけになると思います。

                             (interviewer:眞野巌+森田真悠)





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