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2004年07月27日

vol.17 後藤武

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「モンタージュ:関係と経験について」

今回のレクチャーでは、「モンタージュ」というテーマについて話してみたいと思う。
「モンタージュ」とは、初期映画史において
映画というメディアの可能性を拡張した理論として知られているが、
初期のミース・ファン・デル・ローエがその思考の深刻な影響を受け、
建築の設計におけるモンタージュという概念を物質的な現前として示して見せようとした。
モンタージュとは、建築の環境を構成する要素の関係性を操作するための操作概念のことである。

ミースとは一見対照的な吉田五十八の住宅にも、
きわめて高度なモンタージュ操作を見てとることができる。
建築の設計をモンタージュとい視点からとらえてみたいと思う。
そしてここのところ取り組んでいる僕自身のプロジェクトに、
その思考がどのように話してみたいと思う。
それは、僕なりの「オルタネイティブ・モダン」に対するアプローチの一端を示すことにもなると思う。





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