「20代の仕事・20代のシゴト」

archi_lecture21は2005年2月23日(水)
建築家の西田司さんと冨川浩史さんをお招きし、
「20代の仕事・20代のシゴト」というテーマで行なわれました。
西田さんは学部を卒業後、すぐにグループを立ち上げ、実務をこなし今に至る方。
冨川さんは大学院を卒業後、手塚事務所に在籍し「森の学校キョロロ」の現場常駐などを経て、
最近独立された方です。
レクチャーは、お二人の24歳から現在までの仕事を時系列的に語っていくスタイル。
経歴を見ると対照的なお二人の仕事が時間軸で無理矢理につなげられると、
全体として滑稽に見えつつも(語弊があるかもしれませんが)
これから建築家を目指そうとする学生にとってみると非常に興味深い話を聞けたと思います。
西田さんは、住宅・店舗を多くこなしておられ(なんと4年で20件以上!)
ただ作っているだけでなく一つ一つの質が高い!
神奈川のご出身ということで湘南の海や山、
外部に伸びる住宅が多いのが印象的。
人柄も伴ってそのパワーにただただ圧倒されます。
一方、冨川さんは「森の学校キョロロ」のお話が大半を占め
西田さんの住宅などの仕事とのスピードの違いに驚かされました。
公共建築の現場常駐ならではの裏話が聞けました。(アクリル、雪、植樹等々)
リアルな建築の話は実に面白いものです。
何にでも向けられる好奇心と建築が好きだということが大事だ。
という言葉でレクチャーは終了となりました。終了後も二部と称し、
お二人の学生時代のスライド、未発表の作品の話、
はたまた学生の人生相談など、深夜までフリートークは続いていきました。
レクチャーを引き受けてくださった西田さん、冨川さん、ありがとうございました。
(文 松井健一郎 イラスト 茂垣杏子)